オリーブソルト

生産者からご挨拶

「静岡地産のオリーブで調味料を創りたい。」
「自園のオリーブを使い、無添加で身体に良いものを創りたい。」
そんな思いを込めて、「オリーブリーフソルト」を創りあげました。

試作を重ね、味を確かめ、試行錯誤の末に納得の焼き塩が完成しました
肉料理に合う、魚料理にぴったりと、皆様から嬉しい感想をいただき、
この度、ようやく販売に至りました。

当園が開発した今までにない新しい塩を、ここ静岡から発信します。       

日本の塩の歴史

⽇本では、昔から海⽔を煮詰める⽅法により塩はつくられてきました。
この塩によって我々の祖先は、体内に不足している必須ミネラルを補給してきました。
海水には約85種類の存在が確認されています。
1905年に日本で塩の専売制が実施されます。
1971年に 「塩業金高臨時措置法」の成立します。
これは、日本の海水で塩を自由に作ってはいけない。
海外から塩を輸入して売ってはいけない。という法律です。
日本専売公社(のちのJT)がイオン交換膜法によって塩の製造販売をおこないました。
これにより、昔から消費されていた海塩は市場から姿を消し、塩田も姿を消すことになります。
市場には⼯業的に作られた塩が作れ、広く流通するようになりました。
これは純粋な塩化ナトリウムであり、他のミネラルが含まれていない塩です。
1997年には専売制度が廃⽌され、様々な塩が流通するようになりました 。
これにより、古来から製造されていた海塩も復活することになります。

平釜を使用し、薪で海水を炊きます。遠赤外線効果で、塩も味がまろやかになります。

平釜の塩は形が違います。

塩の結晶の形状は,塩水を煮詰めて結晶化させる方法や 使用される釜の形状により異なります。
工業的に精製された塩の結晶形状は、多くは「立方体(サイコロ 状)」や「球状」の形となっています。
一方当社が開発したʼオリーブ塩ʼは、平釜を使用して作っています。
平釜とは底が平らな釜のことです。
海水を平釜で薪を燃料として加熱すると、徐々に下の方から結晶が生じていきます。
このようにしてできた塩は、魚の鱗のようなフレーク状の結晶となります。
循環型の釜で煮詰めた塩は、形状が均一で立法体であったり、その角が削れた球状の物が多いです。
また粒径も循環を繰り返すので、小さくなる傾向にあります。
それと比較すると、平釜の塩は、不定形で大きな結晶が特徴です。

オリーブソルトは海塩

愛鷹オリーブソルトは、綺麗な海水を平釜で炊いてつくった塩です。

現在、日本では主に3種類の塩が販売されております。
食塩、天日塩、海塩(岩塩、藻塩、焼き塩)です。
中でもミネラルが多く含まれているのが、海塩です。
オリーブソルトは、薪で海水を炊きながら、
作成する過程で、オリーブ葉や絞ったオリーブと結合(焼結)させています。
リーフソルト鮮やかな緑色ですが、これは天然の色です。



日本の塩の歴史について、知りたい場合は下記の動画がオススメです。

https://www.youtube.com/watch?v=XATGC-L7WEc

愛鷹オリーブ塩の原料は、伏流水が湧き出る場所の海水を使用しています。

ミネラル成分

ミネラル成分(100gあたり)

ナトリウム 36.8g
カルシウム 127mg
カリウム  122mg
マグネシウム 84.6mg

レシピ

使い方

<オリーブリーフソルト>の使い方例です。
天ぷらのコロモに絡んだオリーブリーフソルトが、油をさっぱりと感じさせてくれます。

<オリーブスクイーズソルト>の使い方例です。
オイルを含んだ果肉の塩が素材を引き立ててくれます